オンライン資格確認端末のOS・LTSC以外で使用可能なバージョン
Windows10 Proバージョンごとの対応
オンライン資格確認端末は「 Windows10 IoT Enterprise 2019 LTSC 」を基本的な構成とされていますが、システムベンダ等の管理の元、LTSC以外のWindows10Proでも動作させることは可能です。先日2021/10/1時点での対応状況が掲載されていましたので紹介します。(最新の情報は「医療機関等ONS」ページ内で確認してください)
OSバージョン | 支払基金提供 アプリ | パナソニック | 富士通 | アルメックス | キヤノン |
Windows10 IoT Enterprise 2019 LTSC | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バージョン1909 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バージョン 2004 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
バージョン 20H2 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
バージョン 21H1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
頻繁に更新される支払基金提供アプリ
これは良いことと捉えるほうが良いのかもしれませんが、支払基金提供のアプリ、あるいは顔認証付きカードリーダのプログラムは結構な頻度で更新されています。配信アプリケーションが動作しているおかげでベンダが作業することなく、再起動のタイミングで正常に更新がかかっているようです。
先に紹介したLTSC以外のOSでは、配信アプリケーションによる更新は動作保証外であり、更新の都度ベンダが動作検証をすること、あるいはこれを各施設に配布することは困難です。ただ、メーカによってはレセコンとオンライン資格確認端末の一体型も提供されているので、メーカによる取り組み方の違いがあるようです。